210411 

 DMMブックス70%セールで購入する本を選定中。とても楽しい。電子書籍kindleとhontoしか使ってないけどこれを機にDMMも導入するかも。

 今のところ10冊程度。イラスト・美術資料系が半分、文学鑑賞事典系が半分。約30000円が9500円に。これがなかったら絶対買わなかったような本もある。

 今回買う予定の中には無いけど、本のサイズが一般的ではないもの(正方形だったり、横に長かったり)は電子書籍で買うのが良さそう。収納に困らない。パソコンで見れば綺麗に見られる。イラスト資料系の本も、紙の本だと広げながら見ないといけなくて不便だったので、電子のほうが使いやすい。

 

 アマゾンから新刊案内。『映画大好きポンポさん』第3巻が発売されるとのこと。嬉しい。今年はアニメ映画が公開される。上映時間は90分であってほしいけど、原作1巻分だとそんなに尺が持たないので、オリジナルシーンが追加されるのかな?ぜひ劇場で見てみたいです。

 

 アニメ『キングダム』第3シリーズが放送再開されるので、アマプラで去年放送された分を再鑑賞。改めて思ったのが、声優さんの仕事の凄さ。キャラというキャラが、思い描いていた通りの声色で喋っている。呉鳳明の凛凛として抜けるような美声、オルドの歯に衣着せぬ口調、そして中華の大地を震わせる汗明の大呼……すべてが再現されていて原作ファンとして嬉しい限り。武将の価値の一つに「声」がある……っていう設定が原作にあったけど、まさにその「声」のプロフェッショナルが感じられる。

 

 ネットで話題の『作りたい女と食べたい女』も最新話を楽しみにしている。春日さんのほうが年下であるという設定が個人的萌えポイント。本邦のメディア作品で、レズビアンを地に足つけて描いた作品ってどれくらいあるだろう。レズビアンがメインではないけどドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』くらいしか知らないなあ。

 

 詩を読みたい欲がむくむくと顔を出す。図書館で借りても良かったのだけれど、既に何冊か借りているのでめんどくさくなった。今日はとりあえず青空文庫で探してみる。

 

草と人

如何なれば草よ、

風吹けば一方に寄る。

人の身は然らず、

己が心の向き向きに寄る。

何か善き、何か悪しき、

知らず、唯だ人は向き向き。

 

与謝野晶子『晶子詩篇全集』より

 

草枕

若き心の一筋に

なぐさめもなくなげきわび

胸の氷のむすぼれて

とけて涙となりにけり

 

蘆葉を洗ふ白波の

流れて巖を出づるごと

思ひあまりて草枕

まくらのかずの今いくつ

 

 

都のかたをながむれば

空冬雲に覆はれて

身にふりかゝる玉霰

袖の氷と閉ぢあへり

 

みぞれまじりの風勁く

小川の水の薄氷

氷のしたに音するは

流れて海に行く水か

 

島崎藤村『藤村詩抄 島崎藤村自選』草枕」より一部抜粋

 

 

 着物着たい欲も上昇中。コロナ以降、自分のファッションテーマが「世間体を気にしない、真に自分のためのファッション」にシフトしつつある。派手スマホカバー、派手マスク、派手下着と来て次は派手着物に挑戦します。

 と言っても、手元に和装に要るものが全くない。かといって外出もしたくない。晴れ着ではなく普段着としての着物を求めているので、なるべく安く済ませたい。ということで、フリマ系アプリをちまちまチェックしてます。メルカリ、ヤフオク、paypayフリマなど。もろもろ一気に揃えるのは金銭的に厳しいので、6月あたりに単衣で着物デビューするのを当面の目標として集めてる。

 蝶々柄の可愛いレトロ浴衣はすでにゲットしました。画面で見て一目惚れ。元の持ち主さんがご家族から譲り受けたものらしいので、大切に使っていきたい。あとは大正ロマン系のアンティーク着物が欲しい。帯留めなんかで色々遊びたい。

 あと和装に挑戦する理由はもう一つあって。それは「アパレル業界と趣味が合わないな~~~」と思っていたということ。なんか最近、お店を何周しても「これだ!」という洋装に出会えなくて。ワクワク感が不足している。デザインが良くてもサイズが合わなかったり。この問題の解決策として、「洋裁を習って自作する」もあったんですが、さすがに手間がかかりすぎる。現代ファッション業界へのアンチテーゼとしての和装。普段着としての和装、流行れ~~!!

 着物の勉強として読んでる本。

大久保信子監修『伝統を知り、今様に着る:着物の事典』池田書店、2014年。

全日本きもの振興会『ひと目でわかる!保存版:帯の基礎知識』世界文化社、2010年。

長崎巌監修、弓岡勝美編『明治・大正・昭和に見るきもの文様図鑑』平凡社、2005年。

永田欄子『明治大正昭和に咲いた:着物花柄図鑑』誠文堂、2016年。

山口さくら、善養寺ススム『和洋ミックスコーデで楽しもう!カジュアル着物ブック』廣済堂出版、2013年。

弓岡勝美監修『着物と日本の色:着物で綴る日本伝統色〔第2版〕』PIE BOOKS、2008年。